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ILH代表黒部のブログ

ビタミンママでの講演

11月16日(金)ビタミンママのイベントで「叱り方」の講演をします。でもこの講演、どうやってしかるかではなく、私の子育て経験から多くの失敗談をお話して、そんな失敗をしないですむ怒り方を模索してほしいという目的があります。先日「ベイビーアエラ」さんが取材に見えた時、本誌で紹介された育児の悩みの中に、叱り方というのがとても多かったということを聞ききました。子供をしかれないママは確かに多いと聞いています。ただ逆につい感情がむき出しになり怒ってしまうことが多いということも聞きました。最近はママよりおばあちゃんやおじいちゃんに怒ってもらうほうが楽という話も聞いています。でも自分の子供ですからめりはりのある叱り方は親しかできないのが現実かと思います。私の子供達は成人になった今でも「あの時のことは一生わすれない。」と言われると、ぞっとするときがあります。当時アメリカに住んでいたので、時には警察が来てしまう事もあったり、福祉相談員が来たりと、聞くだけで
子供を虐待しているかのようにとられるかもしれません。結果はすべて良かった、怒ったことで今の子供達があると客観的な結果に向き合える今だからこそお話できる。そんな話聞きに来てくださるかたはぜひどうぞ。

グローバル社会に強いとは。

日本の大手企業にとってのグローバルな世界とは、私たちが考えている以上にシビアーかもしれない。例えばどこかの国で戦争があって、ある物の需給がストップしてしまい、他の国から供給しなければならない。ところがその部品の価格が1円高い。となると企業にとっての損失が数億円となる。このように今の世の中は世界で何が起きても多くの国がその影響を受ける仕組みになってしまった。以前ならテロが起きても日本には関係ないと言っていたのが、今はテロが起きたことで石油価格が高くなり、私たちの生活にも確実に影響があることを認識している。
 同じように、市場もグローバルになっているから、職探しにも大きく影響する。グローバルなマーケットにふさわしい商品を売るには、これこれの国の人の方が売り方がうまい、逆に外国である開発をするときに日本人でなくてはできないとお願いされることもある。ここで問題んいなるのが英語力と、異文化を受け入れ、理解する力と、それをどう消化するかの判断力である。
 今までの日本、あるいは日本人は、敵の最前線?に送られて初めて敵を知り、大変な苦労をしながら敵陣を突破して商売をしてきたように思う。ニューヨークに住んでいたころ、日本からの駐在員の方々と出会ったが、商売の苦労は言葉の問題のみならず、世界を知らないことで起こるコミュニケーション不足が大きく影響していた。
 幼児期にグローバルな社会への免疫力を作るのがランゲージ・ハウスの教育方針なのだが、簡単にいうと異質なものを受け入れ、それを理解しようとする考える力を付け、どのように自分なりに消化して自分の糧としていくかということである。これを具体化するツールとして英語があり、日本のしっかりとしたしつけ保育で、日本人としてのアイデンティティーを確立していくということである。
 こんなことを書くと、幼児にはちょっと行きすぎじゃないですかとの声も聞かれそうだが、これを日常の柱として、子供達が楽しい日常を作り出していく、私にとってはワクワクするプロジェクトで、どんな英語プログラムをデザインするよりやりがいがあると本気で感じている。横浜から1人でも多くのグローバル免疫を持った子供達が育ち、将来世界を舞台に大活躍してほしいと願っている。

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